お祝いごとがあった時には、直接会って「おめでとう」と伝えるのが一番ですが、やむを得ずすぐに会えない場合、気持ちを伝えるかわりに送るのが祝電です。
祝電の用途は結婚式のお祝い、出産のお祝い、長寿祝い、合格祝い、入学や卒業祝い、受賞や優勝のお祝いなど、多岐にわたります。
連絡はメールや電話で簡単に済ませることができる時代ですが、形に残る祝電は特別感があり嬉しいものです。
また、メッセージと一緒に花やぬいぐるみなど、ちょっとした贈り物をセットにして贈ることができるサービスなどがあり、こういったオプション付きも人気です。
祝電を送る際にはいくつか知っておくと役立つマナーがあります。
まず、日付があらかじめわかっている場合は早めに手配するのが鉄則です。
結婚式や、長寿祝いなど、連絡を受けたらすぐに手配をしましょう。
その際、会場の住所、会場名、日時などを間違えないように注意してください。
また、差出人名はフルネームで打つようにしましょう。
注意点としては、式の中で披露されることを想定した文章にします。
個人的なメッセージもうれしいものですが、内輪受けに走りすぎないように配慮しましょう。
また、縁起の悪い言葉や、結婚のお祝いの場合は別れを連想させる言葉や、再縁をイメージさせる「重ね言葉」は使わないように注意してください。
文章については定型文もあらかじめ用意されているので、活用しても良いでしょう。
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